tag:blogger.com,1999:blog-73244871121622362952024-02-08T08:32:00.347+09:00little noteUnknownnoreply@blogger.comBlogger10125tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-62428069144320549832013-11-10T23:26:00.002+09:002013-11-10T23:26:58.857+09:0025歳になりました。誕生日おめでとう、私。25歳になりました。<br />
<br />
24歳は素晴らしかった。大好きな人たちと一緒にいっぱい笑って踊って泣いた。びっくりするくらい楽しかった。そしてとても寂しくなった。<br />
<br />
日本には愛する家族がいる。大好きな友達がいる。楽しいフェスがたくさんある。お気に入りのカフェがある。美味しいご飯と美味しいお菓子がたくさん食べられる。iPhoneで席をキープ出来るくらい治安が良い。どこに行っても接客が素晴らしい。<br />
<br />
ずっとこのままだって、たぶんきっと楽しく暮らして行ける。変わらず友達とご飯を食べてお喋りして、また遊ぼうねって普通にバイバイできる。次はあそこに行こう、来年もあれしようこれしよう。そんな風に過ごしていけるに違いない。<br />
<br />
だけど、どうしてだろう。このまま日本にいちゃだめだと思う。もっと色んなことを知りたい、見てみたい。世界のあちこち色んな場所に住んで、自分の頭の中にある思い込みを壊したい。<br />
<br />
あまりに楽し過ぎて、お別れをしているみたいだ、と思う。たぶん、そろそろなんだ。私の仕事が日本以外にあるのかわからない。でも。<br />
<br />
いつになるかわからない。それでも25歳は大好きな人たちと出来る限り一緒にいよう。残りの時間を思いっきり楽しもう。<br />
<br />
25歳の私もどうぞよろしくお願いします。<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-42190830817998076002012-11-10T01:12:00.002+09:002012-11-10T01:12:50.396+09:0024歳になりました。
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<div class="p1">
誕生日おめでとう、私。<span class="s1">24</span>歳になりました。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
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夢はいくつかあるけれど、はっきりとした目標も計画も立てないのは、自分の想像を超える場所に辿り着きたいから。去年の私は、今の私がいる場所を想像出来なかったし、それは思いもしていなかったけれど、毎日とても楽しくて。だからこれからも、自分の手の届かないところに流れ着いていけたらいいなと思う。じゃないと、どこまで行けるか自分で勝手に決めてしまうから。手を離して、待っているわけじゃないけれど、追いかけるわけでもなく。来年の自分が何しているかなんて全然わからないけれど、不安はないし、それでいいのだと思う。</div>
<div class="p3">
<br /></div>
<div class="p1">
もっと強くならなくちゃとか、成長しなくちゃとか。ずっと変わらなきゃいけない、治さなきゃいけないって思ってて。そうやってなりたい自分になれないことに、苛立ったり落ち込んだり泣いたり喚いたり。だけどいいみたい。もっとわがままで、もっと自分大好きで、未来の心配をし過ぎることなく、今を楽しんで、このままの私でいいみたい。</div>
<div class="p3">
<br /></div>
<div class="p1">
23歳で一番大きかったことは、この自己肯定をちょっとだけ出来るようになったこと。それが出来るようになって、私は色んなことから降りました。</div>
<div class="p1">
<br /></div>
<div class="p1">
24歳も、楽しいことがたくさんありますように。</div>
<div class="p3">
<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-3163545162771332962012-06-11T05:07:00.000+09:002012-11-10T00:49:48.790+09:00当たり前って何だろう、と思う。22歳までの私にとって、英語が話せるということはすごいことだった。how are you?と聞かれてfineと返すことさえも緊張していた私にとって、どんな会話であれ英語を話している人はとても優秀な人に見えた。英語以外の言語も喋れると聞くと、どれだけ才能がある人なんだろうと尊敬の眼差しで見ていたくらいだった。それが23歳になって、英語が話せるようになったけど、話せるようになったからといって自分がすごくなったとも優秀になったとも思えない。別に何もない。ただ話せるだけだし、それ以上でもそれ以下でもない。英語を勉強していくうちに言語自体に興味を持つようになって、フランス語の勉強もはじめて、これから色んな国の言語を勉強したいと思っているけれど、何カ国語も話せるようになったからといって自分が優秀になるとも思えない。<br />
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
日本以外の国に住むことも、私にとってはすごいことだった。実際に住んでみて、大変なことはもちろんあるけれど、ただその場所で自分の人生を展開していくだけだと知った。最初は何もかも新鮮だけれど、慣れてしまえば当たり前の景色になる。初めてロンドンで電車に乗った日、人種や肌の色がばらばらの人たちの中に、日本人の自分がいることがどうしても馴染めなくて、私だけ浮いているんじゃないかとずっとそわそわしていた。それも今じゃ当たり前になったし、誰も私のことなんて気にしていないことを知っている。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
すごいと思っていたことは、全部当たり前のことになって、自分がすごくなれるのかと思ったら、ちっともすごくなんかなれなくて、私は何も変わらなかった。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
***<br />
<br /></div>
<div class="p1">
ロンドンに実際に住んでみて、ロンドン在住者が言っていたこと、それが全てじゃないことを知った。ある意味では本当で、だけどもちろん例外だってあって、そんなの当たり前じゃんって今は思うのに、ロンドンに来る前は全て信じ込んでいた。だってロンドンは私にとって遠い場所で、あまりにも知識がなくて、その情報に頼りきっていた。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
中国政府が国内の情報を操作していること、それは私にとって当たり前の情報で、中国人の友達が中国政府について何か言ったとしても、ずっと中国にいたから何にも知らないでしょ、と切り捨てていた。本当は私が何も知らないのに。ただ何となく集めた情報で、勝手に中国のイメージを作り上げていただけなのに。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
サウジアラビア人の女友達が、サウジの女性差別について教えてくれた。女性は病院に行くにも父親や夫の許可が必要で、車を運転する権利もない。だから妹が急病で苦しんでいるとき、病院にすぐに連れていくことが出来なくて本当に悔しかった、という彼女の話を聞いて、サウジは女性差別の激しい最低な国なんだと思っていた。だからサウジ出身の男性がサウジの女性差別問題について何か言っても、私は聞く耳を持たなかった。だってあなたは差別する側なんでしょうって、何もかも受け入れなかった。だけどカザフスタンの女性が、サウジは女性差別の激しい最低な国だと彼を責めたとき、「みんながサウジは女性差別がひどい国だと思っていることは知っている。だけど誰もサウジに来たことがないよね?まずは自分の目で見て、サウジがどんな国かを知ってほしい。」と彼は言っていた。そうだった、私は何も知らないんだった。なのにたった一人から聞いた話で、サウジという国を嫌いになっていた。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
私が知っていること、作り上げているイメージ、そのほとんどはたぶんネットから得た情報だ。いくつかは本当なのかもしれないけれど、それが絶対ではないかもしれない。だって何もかもそんなに簡単に言い切れるものじゃない。だけどどうしてこんなに簡単に、私は全てを鵜呑みにしてしまうんだろう。自分の目で何も見ていないのに、どうしてそれが本当かどうか疑うことをしないんだろう。私に足りないことは、色んな側面から物事を考えることなんじゃないか。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
***</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
あと10日で日本に帰る。この9ヶ月で考えたこと、まだ上手に書けそうにない。</div>
<div class="p2">
<br /></div>Unknownnoreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-7606934200325232612012-04-08T23:24:00.004+09:002012-11-10T00:49:48.794+09:00イスタンブールでトルコ人とシェイクスピアについて話しながら考えたこと。<div class="p1">
5泊6日でトルコに行ってきた。トルコは本当に素晴らしい国で、毎日感動しっぱなし。イスタンブールのあの活気と、トルコ人の笑顔と、その人懐っこさと。それは英語を話せなくても感じることが出来ただろうし、日本語のツアーに参加してもそれなりに楽しかったんだろう。それでもきっと、英語が話せるようになった今の私と同じくらい感動することはなかったに違いない。</div>
<div class="p1">
<br /></div>
<div class="p1">
ロンドンに来て、生まれてはじめて日本語が話せない人と友達になって。英語が話せれば世界中の人と自分でコミュニケーションが取れる。その素晴らしさが忘れられなくて、私はまたロンドンに来て。ロンドンでは英語が話せることが当たり前だから、英語が通じずに悔しい思いをすることはたくさんあるけれど、英語が通じる喜びを最近はもうほとんど感じていなかった。だけどトルコに行って、母国語が英語ではない人たちと英語で話して、友達になって、何時間も喋り続けて、たくさん一緒に笑って。英語が話せなかったら、あんなに仲良くなることはなかっただろう。今まで英語が喋れるようになって良かったって思ったことは何十回もあるけれど、今回の旅ほど強く思ったことはない。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
私が人生で出会ってきた中でもっとも良い人だと本気で思ったAliとFatihと話しながら、自分がいかにトルコ人に対して勝手な偏見を持っていたかがよくわかった。日本大使館がトルコで日本人女性が性犯罪に合う被害が多発しているという警告を出していたから、トルコ人男性は日本人女性にとって警戒すべき相手だと思っていたし、親切にしてくる人には気を付けなきゃいけないと思っていた。だけど会う人会う人みんな本当に親切で、嫌な感じは一つもしなかったし、困っているとすぐ助けてくれて、目が合うとにっこり笑ってくれる。だからトルコ人に対するイメージが変わったって、その話を二人に話したらショックを受けていて、もちろん悪い人だっているけどそれはどこの国でも同じなのに、どうしてトルコだけそんなに警戒されなきゃいけないんだろう、と嘆いていた。一緒に撮った写真を見せたとき、「日本人の友達はこれを見て、トルコで変な男に遊ばれてるって思うんでしょ」って言われたことが忘れられない。だってトルコに行ったことがない私だったら、その写真を見てきっとそう思っただろうから。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
私が見ている世界は、私が見たいと思っている世界で、それ以外のことは何も見えていない。知らないんじゃない、目を瞑っているだけ。今まで全部、自分の頭の中で全てを完結させていて、そこに当てはまらないことは全部嘘だと思っていた。例え私がそれを自分の目で見たことがなかったとしても、ネットやニュースの情報をそのまま飲み込んで、勝手に自分で作り上げていく。何を見るにも自分のイメージでしか目の前の物事を見ていなかったのが私。本当だろうかって疑うこともなく、直接自分の目で確かめることなんてしたこともなかった。正しいのはいつも私の頭の中。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
ちょっと前までの私にとって、日本以外は全て「外国」で、そこはスリがあって強盗があって詐欺があって、とにかく怖くて危険な場所だった。日本人以外は全て「外国人」で、私とは全く違う人間だった。英語が話せるようにならなかったら、私は本気でずっとそう思っていたと思う。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
トルコに行くまで、これが人生で何の役に立つんだろうと考えていた私は、何か大切なものをどこかで置いてきていたのかもしれない。役に立つかどうかではないのだ。それはお金になるとか、そういった類いのことじゃないから。ただ私は知りたい。その知りたいという気持ちを、何の役にも立たないからという理由で切り捨てたくない。きっとまだまだ信じられない数の偏見を私は抱えているはずで、だからもっと色んなこと、自分の目で確かめたい。自分の頭の中で完結させていたものを壊して、閉じていた目を開いて、そこにあるものを自分の目で見つめたい。そういう知りたいという気持ちを、私はいつから失っていたんだろう。知ることがいかに難しいことか、ちょっと読んだだけ、ちょっと見ただけでは簡単にわからないということを、どうして私は忘れていたんだろう。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p3">
今の私は、去年までの私、英語がまだ話せなかった私が想像できなかった未来を生きている。知らなかった世界。ずっとそこにあったのに、近付こうともしなかった場所。もう英語が話せなかった自分の人生に戻ることはありえない<span class="s1">。英語が話せることで得られるチャンスについては色んな人が語っているけれど、英語が出来ないことでいかに多くの機会を失うかはあまり語られない。そのことは英語が話せるようにならないとわからない。</span></div>
<div class="p3">
<span class="s1"><br />
</span></div>
<div class="p3">
イスタンブールへ行くなら、<a href="http://www.booking.com/hotel/tr/sayeban-istanbul.en-gb.html?sid=1db5edf001446ebd5c52311840714062;dcid=2">Sayeban Hotel</a>をおすすめする。信じられないくらい親切なAliとFatihが、何杯でも紅茶をいれてくれて、何時間でも一緒に話してくれるから。だけど英語が話せないならあんまりおすすめできない。部屋が他と比べて綺麗だったり広いわけでもないし、特別なサービスがあるわけではないから。あの二人を何となく良い人だと思っても、彼らの素晴らしさはわからないと思う。<br />
<br />
英語が話せないって、きっとそういうこと。</div>
<div class="p3">
<br /></div>Unknownnoreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-62737952670881330742012-02-05T23:53:00.008+09:002012-11-10T00:49:48.791+09:00自分には何もないと思っているあなたへ。「周りの人にポジティブな影響を与えてあげたいけれど、自分には何もない。」という言葉を聞いて、あぁなんだか昔の私みたいだなぁと思った。私もずっと、頭が悪くて、得意なこともない、何も出来ない自分が嫌で嫌で仕方がなかった。だけどそう思ってみたって、何か本を読んで突然変われるわけじゃないし、急に面白くなったりもできないし、どうしたらいいんだろうって悩んだ末に、私が見つけたことは「人を褒めること」と「よく笑うこと」だった。それは大学3年生のはじめ、サークルで、チームのみんなへ、こんな私に何が出来るかを考えていた時に見つけた、精一杯の答えだった。上手に喋ったりはできないけれど、せめてたくさん褒めて、誰よりも笑って、なるべく明るくいようって、これなら私にも出来ると思ってはじめたことが、褒めることと笑うことだった。<br />
<br />
その二つは今の私にとって自然なことで、当たり前過ぎて最近そのことを意識したことはなかったけれど、すごく良い子なのにどこか自分に自信のない女の子と喋りながら、久しぶりにそのことを思い出した。<br />
<br />
何もない人なんていないと思うけれど、それでもどうしてだか、自分には何もないと落ち込んでしまう人ってたくさんいる。「周りの人を幸せにしてあげたい」って思うような優しい人だからこそ、そんな悩みを抱えてしまうのかなと思う。<br />
<br />
もしあなたが、今自分には何もないと落ち込んでいるんだったら、まずは周りの人を褒めてみることからはじめてみたらいい。大人になると褒めてくれる人なんて全然いないから、きっとすごく喜んでもらえると思う。だけど褒めることって実はなかなか難しくて、大げさにしてしまうと嘘っぽくなるし、お世辞だと思われてしまうこともある。誰かの良いところを見つけるためには、その人のことをよく観察していなきゃいけないから、当然時間も掛かる。でもそうやって褒めた一言が、誰かの人生にとって大切な一言になることもあるのだから、それはとても素晴らしいことなんじゃないかな。少なくとも私は、小さい頃から褒めてもらったときの言葉はずっと大切に覚えているし、辛いときに支えになっているのはそうやって誰かがくれた言葉なのだ。<br />
<br />
私の笑い声は大き過ぎて、街中で知らないおじさんおばさんに怒られるくらい大きいから、ちょっと問題なんだけれど、それでも思いっきり笑うっていうのは大切なことだと思う。私が自分の家族や友達を大好きな理由は、みんなよく笑うから。頭が良いとか尊敬できるとか、価値観が合うとかいうような理由じゃなくて、純粋にたくさん笑ってくれるから好きなのだ。もちろん面白い話が出来る人と喋るのは楽しいけれど、いっぱい笑ってくれる人と話すのも楽しい。自分が面白くないって悩む人は意外と多いのだけれど、面白くないと思うなら、せめて誰かの話を面白がってあげられる人になればいい。笑っている人のそばに、みんな近付きたくなるもので、それは笑っている人の近くは楽しそうだし、明るく見えるからじゃないかなと思う。そうやってよく笑って、周りの雰囲気を明るくすることができるなら、もう自分には何もないなんて、悩む必要もないんじゃないかな。<br />
<br />
私のその二つの小さな努力は、もちろん良い結果ばかりじゃなかったし、色々言われたこともあったけれど、それでもあの時の私にできることはそれだけだったし、みんなが言ってくれた言葉を考えると、決して間違ってはいなかったと思う。楽しいだけが全てではないけれど、でも一人くらい、そうやって楽しいこと、嬉しいことを言ってくれる人がいたっていいんじゃないかな。<br />
<br />
何かしたいけど、何も出来ないって思っているなら、それはちょっと違うんじゃないかなって思う。笑うことと褒めることは、難しい勉強もいらないし、お金もいらないし、誰にだって出来ることだから、今日から試しにやってみたらいい。私はそれを20歳の時からずっと続けているけれど、その人の長所をすぐに見抜けることは、私の財産だと思うし、これからも続けていけたらいいなって思ってる。だってその人の素晴らしいところは、自分ではなかなか気付けないものだから。<br />
<br />
このブログは、優しいあなただからこそ、前を向いて、どうか楽しくて素敵な人生を歩んでいけますようにって、そんなことを思いながら書きました。Unknownnoreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-81978288923635424422011-11-09T08:04:00.005+09:002012-11-10T00:49:48.796+09:00なんとなく英語を喋れるようになりたいと思っているあなたへ。<div class="p1">私が英語のスピーキングの勉強をはじめてから1年が経ちます。成人してから英語を喋れるようになった人が周りにほとんどいなかったので、勉強している間は『本当に喋れるようになるのだろうか?』といつも不安で仕方がありませんでした。そういう時に色んな人の体験談を読んでなんとかモチベーションを維持していたので、何かしら誰かの役に立ったらいいなと思いこれから私の経験を色々まとめていこうと思います。<br />
<br />
よく書店には『○ヶ月で英語が話せるようになる方法』とか『簡単!〜〜だけですぐに英語が喋れる』というようなタイトルの本が並んでいますが、<b>残念ながらそんな簡単に話せるようにはなりません。</b>ちょっとの努力で簡単に話せる方法があるんだったら、日本人みんなとっくに英語喋っていると思います。でも喋っていません。むしろ喋れないことで世界的に有名です。<br />
<br />
日本に帰った時に英語を使えるようになることの素晴らしさにあまりにも感動していたので、英語に興味を持っている人には勉強方法を頑張って喋りました。だけどある時ふと、ほとんどみんなやらない、続いていないことに気が付きました<b>。</b>色んな人に英語の勉強法を話してきたけれど、<b>なんとなく英語を喋れるようになりたいと思っている人たちはみんな続いていません。</b><br />
<b><br />
</b><br />
英語の勉強法に関するツイートはよくふぁぼられるし、RTもされます。なんとなく英語を勉強したい、喋れるようになりたい人は本当にたくさんいるからです。<b>だけどそれを実行する人がほとんどいない</b>ことを私は知っています。<br />
<br />
ちなみに私は勉強を始める前は全く英語を話せず、どれくらい話せなかったかというと"Do you have the time?"と聞かれて「…えーっと、今何時って聞きましたか?」と<b>日本語で聞き返すくらい</b>話せませんでした。しかもiPhoneの時計を見せて<b>英語を一言も話さず</b>会話を終了させたレベルです。スピーキングの勉強を始めて1ヶ月後に受けたTOEFLのテストでは、(最近頑張って勉強してるし意外と行けるんじゃない…!)と張り切って受けるも見事に玉砕しました。スピーキング1問目の『最近ハマっていることは何?その理由と合わせて教えてください。』というような問題に、『Ah....These days.....I.....enjoy....running....because.....』で終了。(実際はもっとひどかったと思う。)その後の問題は全て無回答。周りの人たちはすらすらと答えている、少なくともみんなとりあえず何か喋ってる。でも私はそのとりあえずさえ出てこない、口を開けてみるも本当に何も出てこない。<b>日本語を英語に訳している間に制限時間が全て終了</b>。相手はコンピュータだったけれど初めて英語を喋るという経験をして、こんなにも喋れないものなのかと絶望し、私本当に英語喋れるようになるのかな、と半分泣きながら馬場歩きしたのをよく覚えています。(あまりのショックに自信を失いしばらく勉強できないくらい落ち込んでた。)<br />
<br />
今言えるのは『<b>絶対話せるようになる』</b>ということ。私は留学したけれど、留学しなくてもある程度まで出来るようになる、と自信を持って言えるし、<b>留学しないと英語を話せるようにはならないって思ってるなら絶対違う。</b>今日本にいてもできる勉強はたくさんあります。どんどん英語学習のための素晴らしいサービスが生まれています。そもそも当たり前だけど行っただけでは話せるようにはならないし、英語が話せるようになった人はどこかでみんな地道な努力をしているはずです。英語の勉強ってすごく地味で、留学って思っているより派手なものじゃない。私が最初にロンドンいた時は、ほとんど遊びに行かないでずっと家に籠って黙々と勉強してたけど、語学学校には大して勉強もせず遊んでばかりいる人や母国語ばっかり喋っている人もたくさんいました。やっぱりみんな大して英語上手くなかったし、伸びてなかった。当たり前だけど、<b>努力しないと上手くはならないです。</b>特に日本語と英語は全く異なる言語なので、他の国の人たちより努力しなきゃいけないってことは覚えておいた方がいいと思う。<br />
<br />
今から勉強をはじめるなら、かなりの努力が必要です。時間が掛かります。<b>そんなに時間を掛けてまで英語を学びたいですか?</b>私はその価値があると思っているので今も続けていますが、そう思わないならその時間をもっと有意義だと思うことに使った方がいいです。あなたの人生の時間は限られているので、中途半端にはじめてすぐに諦めるくらいだったら最初からやらなくていいと思います。<b>道のりは長いので目標がないとかなりの確率で挫折します。</b>私も目標なく始めていたら続かなかったと思います。別に目標は何でもいいのです。好きな映画を字幕なしで見れるようになりたいとか、海外旅行に行った時にもっとコミュニケーションが取れるようになりたいとか、そんなレベルでもいいと思います。「誰かがこれからの時代は英語を喋れなきゃやっていけないと言っていた」と他人が言っていたことを理由にするのではなく、<b>自分自身で目標を決めてください。</b><br />
<br />
あなたは本当に英語を喋れるようになりたいですか?喋れるようになりたい理由を、きちんと自分自身の言葉で言えますか?英語を習得するために大切なことは、継続して勉強することだと思います。目標もなく地道な勉強をずっと続けることを普通の人はできません。<br />
<br />
もしあなたがなんとなく英語を喋れるようになりたいと思って、なんとなく本を買ってみたり、なんとなくブログを読んだりしているのならば、あなたの英語力はずっとそのままでしょう。もし本気で喋れるようになりたいと思っているのなら、大丈夫です。時間は掛かります。道のりは長いです。それでも喋れるようになります。遅過ぎることなんてありません。<br />
<br />
私がしてきた勉強法と、今から振り返ってこれやればよかったなっていうものを足して紹介しようと思いましたが、それを紹介する前にこの話をしなければ意味ないだろうなと思って先に書きました。<b>ただ学習法を読んでいるだけではあなたの英語力は何も伸びないからです。</b>それはあまりに悲しいと思うので、だったらその読む時間で他のことをやった方がいいと思います。これ読んで勉強したいと思ったのなら、とりあえず今日から10分でもいいので勉強しましょう。私もまだまだ勉強の途中なので、一緒に勉強する仲間が増えると嬉しいです:)</div>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-69183069380219886552011-09-24T21:03:00.000+09:002012-11-10T00:49:48.793+09:00どんなに羨んでも私はあなたの人生を生きられない。<div class="p1">明日ロンドンに戻ります。あっという間の三ヶ月だった。</div><div class="p1"><br />
</div><div class="p1">思えば彼のブログを読んだことからはじまった。これからも悩む度に読み返すのだろうなと思う。尊敬できる人、圧倒的に自分より優秀な人に会うってすごく大切。特に同世代で自分よりずっと先を歩いている人たちにはどんどん会った方がいい。</div><div class="p1"><br />
</div><div class="p1">日本に三ヶ月もいるのは長いと思って最初はうんざりしていたけど、結果的に素晴らしい三ヶ月だった。期間が決まっていたからこそ、できたことがたくさんあった。会いたかった人たちに会えた。楽しく生きている大人がたくさんいることを知った。同世代で本気でやりたいことをやっている人たちを見つけた。 無職の、やりたいことも見つかってない何もしてない私に、会ってくださった方々本当にありがとうございました。見下されたり馬鹿にされたりすることなんてなかった。私の話をちゃんと聞いてくれた。それがすごく嬉しかった。 </div><div class="p1"><br />
</div><div class="p1">素敵だと思った人には必ずメールしようって決めて、たくさんの人にメールした。いつもとても丁寧で優しい返事が返ってきた。私のメールに素敵な返事をくれた皆様、本当にありがとうございました。文章から学ぶことがすごくたくさんあって、心動かされることばかりだった。</div><div class="p1"><br />
</div><div class="p1">実際に会ったり、メールのやり取りをする中で感じたことは、みんなとても謙虚だということ。そしてものすごく努力していて、それでも全然足りないと言いながら日々努力を続けていること。 一通のメールから学ぶことが本当にたくさんあった。私しか読まないメールなのに、何度も考えてくれたことがわかる文章で、あまりにも感動してこっそり泣いたこともあった。私もあんな風に人に優しい言葉を掛けられる人になりたい。</div><div class="p1"><br />
</div><div class="p1">本当にすごくたくさんのことを学んだし、とても感謝している。絶対に無駄にはしたくないし、恩返ししたいとも思うので、それは私が毎日を必死に生きることで何かしらできるようになるのではないかなと今は思ってる。 やりたいことを本気でやって、楽しく人生を生きている人たちがこんなにいるなんて知らなかった。それぞれ異なる価値観を持っていて、やっていることも違ったけど、みんな本当に楽しそうだった。それがただただ嬉しかった。</div><div class="p1"><br />
</div><div class="p1">「あの人だから出来る」「才能があるからだ」とか、もちろんそうだけど。それだけで判断するのはすごく失礼なこと。だってみんなすごく努力してる。何もしてない私がそんなことを言ってはいけないのだと、この三ヶ月間で学びました。</div><div class="p1"><br />
</div><div class="p1">ずっと思ってた。自分より頭の良い人の意見が正しいに違いないって。だから反対されるとすぐに私は間違ってるんだって落ち込んでた。でも、本当に正しいことなんてわからない。それは異なる文化や宗教を持つ人たちと話しながら感じたこと。文化や国や宗教が違えば、「正しいこと」も変わるのだ。 生き方もそう。正解はないし、未来のことは誰にもわからない。あまり賢くない私の頭で考えて出した結論は、「誰も私の人生の責任を取ってくれない」ということだった。だったらもう、自分の好きなように生きればいいのではないか。他人の意見を聞くことも大切だけど、結局は私の人生なのだ。私の人生を生きられるのは私だけ。</div><div class="p1"><br />
</div><div class="p2">人生は絶え間ない選択の連続で、選ばなかった道がどうなっているのかなんてわからない。だったら自分が選んだ道を最良の選択にするために努力していくしかないのだと思う。</div><div class="p3"><br />
</div><div class="p1">就活しなかったこと。一度就職して逃げ出したこと。それからロンドンに留学したこと。日本で三ヶ月過ごしたこと。またロンドンに留学すること。</div><div class="p1"><br />
</div><div class="p1">これがこの先どんな風に繋がっていくかはわからない。将来やりたいことも相変わらずよくわからない。不安はたくさんある。でも失うものなんてないから。</div><div class="p1"><br />
</div><div class="p2">それではしばらくさよなら、私の愛する日本!<span class="s1">愛する人たちがみんな幸せでありますよーに。</span></div><div class="p4"><br />
</div><div class="p5">夏に日本でお会いできるのをすごく楽しみにしています。</div><div class="p5">ロンドンにお越しの際はぜひお茶でもしましょう♡</div><div class="p6"><br />
</div><div class="p7">またね:)</div>Unknownnoreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-21475466372847477632011-09-17T13:49:00.000+09:002012-11-10T00:49:48.785+09:00明るく生きると決めました。私は一度就職して辞めている。そのことはいつもなるべく軽い感じで、明るく、もう過ぎ去ったことのように人には話していたし、あまり触れてほしい話題ではなかった。でも昨日、ちゃんと話して、本当にちょっとだけだったけど、初めて泣きながらちゃんと話して、「どうして他の人は大丈夫なのに私はだめなの?」って口から勝手に出てきて、そっかそういう風に思ってたんだって、初めて気が付いた。あれからずっと、どうして他の人たちは大丈夫なことが、私だけだめだったんだろうと思ってた。「最近の若者はだめだ」、「根性がない」、「嫌になるとすぐ辞める」などという言葉を聞く度に、私に向かって言われているような気がして、いつも落ち込んでいた。自分は欠陥だらけの失敗作なんだと、心のどこかで思ってた。<br />
<br />
ある意味で、その最近の若者に対する言葉は、事実なんだと思う。特に私は、本当に根性がない。理不尽なことで怒鳴られるのは大嫌い。不機嫌な人に振り回されるのも苦手。嫌いなことをずっとは続けられない。スーツも嫌い。自分がおかしいと思ったことは絶対にしたくない。じゃあ何かできるの?って言われたら何もできない。ただのわがままと言えば、本当にその通りだと思う。<br />
<br />
働いていた時、他の人はみんなとても頑張っていて、すごく大変そうなのに、休みがなくてもどんなに帰るのが夜遅くなっても、いつも私のことを気遣ってくれた。「1年目は辛いけど、2年目からは大丈夫になるよ」って言われて、1年なら私でも頑張れると思ったのに、私は半年も頑張れなかった。あんな風に働けるようになりたいと思って努力してみたけれど、頑張ろうと思えば思うほど、体調は悪くなっていって、ストレスで変な行動を起こすようになった。誕生日に、人生の何もかもが楽しくなくなっている自分に気が付いて、もうだめだと思った。病院に行こうと思って、次の日病院に行った。終わったなって思った。<br />
<br />
<br />
大好きな人たちに、とてもお世話になった人たちに、色んなことを教えてくれた人たちに、すごくすごく迷惑を掛けたこと。何も返せないまま、失礼な形で逃げ出したこと。前を向いて明るく生きたいと思っても、いつもそのことが引っかかっていて、そんな失敗をした私が幸せに生きていいのか?とか、何事もなかったかのような顔して生きていいの?とか、何かをしようとする度に、誰かにそんなことを言われているような気持ちになった。ちょっとの我慢もできない私は、これから先の人生もうまくいかないんじゃないかとか、一度逃げ出してるんだから、これからも嫌なことから逃げ出し続ける人生になるんじゃないかとか、誰にも言ってないけれど、ずっとそんなことを考えて暗い気持ちになっていた。<br />
<br />
でも、今思うのは。ある価値観から見たら、私はきっと役立たずで、どうしようもない人間だけど、一度失敗しても、うまくいかなくても、誰かに迷惑を掛けても、それでも私も他の人と同じように、自分の人生を幸せに生きてもいいんじゃないかな。一度犯した失敗は、もう取り戻せないけど、だからといって、いつまでもそれを引きずっていても、その事実は変えられないのだ。あの時のような失敗を繰り返さないように、今、これからの人生を生きていくしかないのだと思う。<br />
<br />
それから、こんな私をいつでも愛してくれる家族がいること。何もしてなくても、ころころ考え方が変わっても、こんな私と変わらず仲良くしてくれる大好きな友達がいること。こんな私を褒めてくれる素晴らしい人がいること。私がわけのわからないことで怒っても、ちゃんと話を聞いて、色んなことを教えてくれる、大好きな人がいること。<br />
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これだけあれば、人生を悲観する理由なんてない気がする。こんな私を、大事にしてくれる人がいるのだから、いつまでも私はだめなんだって言ってないで、ちゃんと、前を向いて、生きていかなきゃいけないと思うし、何より、どうせ生きるなら明るく生きたい。もういつまで経ってもだめな自分を言い訳にして暗く毎日を生きるのは嫌なのだ。失敗したから私はだめなんだって言って、落ち込んで、それだけじゃ誰にとっても良い影響なんて与えられない。だからせめて、誰かを傷付けた分、迷惑を掛けた分、人を幸せにしたいと思うし、誰かのために役立てたらいいなと思うし、もうそれで、自分を許してあげたらいいんじゃないかって、思っているんだけど、だめかな。<br />
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人にはきっと、それぞれ性格とか、出来ること、出来ないことがあって、私は他の人より色んなことがうまく出来ないけど、でもそんな私にも何か出来ることあるんじゃないかって、思いたい。もちろん私だけじゃなくて、人それぞれに色んな良いところがあるのだから、どこかで失敗しても、別のところではうまくいくかもしれない。だから、本当に辛いときは、逃げ出して、またはじめてもいいんじゃないかな。<br />
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私は、そんなことを言ってあげられる人になれたらいいなって思うし、人の失敗を許してあげられるようになりたいし、簡単に見捨てたりとかしたくないなって思う。確かに最近の若者、私たちの世代は、もっと上の世代の人たちから見たら、根性がなかったり、だめなように見えるのかもしれないけど、でも私たちの世代にも、また違った良さがあると思うし、時代は変わるものだと思う。<br />
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私は自分と同世代の人たちをとても面白いと思うし、尊敬する人も会いたい人も大好きな人もたくさんいる。だからあんまりネガティブに、若者批判するのは止めてくれませんかって思うんですけど、どうでしょう。<br />
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だから、決めました。明るく生きます。あの時のことは忘れません。自分の失敗は忘れません。でもそこから先に進みたくて、失敗しても、人生を楽しく生きてもいいのだと思いたいです。<br />
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ごめんなさい、完全に勢いで書きました。昨日はたくさん泣いたけど、良い一日でした。こんな面倒臭い私と、一緒にいてくれる人がいて、私はとても幸せです。だから周りの人を幸せにできるような、そんな人生を送りたいです。暗く生きてても、幸せにできないと思うので、なるべく明るく、笑って毎日を過ごしたいです。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-27026625456036473092011-07-25T02:10:00.006+09:002012-11-10T00:49:48.788+09:00自分の人生の責任を自分で取るということ。9月末からロンドンに戻ることが正式に決まる。6月に帰ってくる予定です。<br />
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ロンドンから帰ってきて、顔が変わったと言われることが何回かあった。仲良しの駐輪場のおじさんなんて「目の輝きが違う」と。笑 自分で顔が変わったのかはよくわからないけれど、前よりはずっと生きやすくなったという感じはある。<b>「自分の人生の責任を取れるのは自分しかいない」</b>ということにやっと気付いたからじゃないかなぁと思う。<br />
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私は就活しなかった。理由は色々あるけれど、どうしてもやりたいと思えなかったから。大学三年生になると、当たり前のように「就活はじめた?」「就活どう?」って聞かれるようになった。どうして就活することが前提なんだろう?と思いつつ、いつも適当に返事してた。よく誤解されるけど、就活することが間違ってるって言いたいわけじゃなくて、「もっと色々な選択肢があっていいはずなのに、どうして就活という選択肢しか用意されていないように見えるんだろう?」と疑問に思っているだけ。<br />
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だから特にやりたいことがあったわけでもないのにさっさと就活しないって決めてしまった。それからは色んな人に色んなこと言われた。定番なのは、「人生舐めてる」「社会を甘くみてる」のお説教系。あとは「就職しなくてもいいから就活だけしてみれば?」っていう説得系も多かったかな。<br />
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確かに「就活したくない」と言いつつ、「やりたいことがない」なんて、甘えているように聞こえるし、実際間違ってもいないので、仕方がないかなとは思うけれど。不思議なことに仲の良い友達は誰も反対しなかったし、就活しないと報告したときは「むしろするつもりあったの?」と聞かれるくらいだった。反対される度にいちいち落ち込んでいたので、とてもほっとした。<br />
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あの頃は本当に不安定な状態になっていて、夜中に何度泣いたかわからない。だってやりたいことがなくて、さらにどうやって生きていけばいいのか本当にわからなくて、これからの人生がどうなるのか想像もつかなかったから。何回も就活した方が良かったんじゃないかって思ったけど、それでも自分で決めたことだからといつも自分に言い聞かせてた。<br />
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なんとかしなくちゃと思って、色々なところに顔を出すうちに、小さな会社で働かせてもらえることになった。たぶんあの頃の私は焦っていたんだと思う。親戚や近所のおばさん、色んな人に会う度に、「それで卒業したらどうするの?」と聞かれて、いつもプレッシャーを感じていて、どうにかしなくちゃって思ってた。だからあまり考えずに就職することにした。<br />
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まだ学生だったから、大学と職場を行ったり来たり。休みの日でも仕事の電話が掛かってきて、いつも緊張してた。怒鳴られて、泣くのを必死にこらえて、よくトイレで泣いてた。そのうち頭痛がひどくなって、蕁麻疹がひどくなって、何もかも楽しくなくなって。体のあちこちがおかしくなった。外出するのも嫌になって、お休みの日はただ寝てるだけの状態に。電話が鳴るのが怖くて電源を切ってみるけど、しばらくして電源を入れるとたくさんの留守電。かけ直すとなんで電話に出ないんだと怒られる。あの頃の記憶があんまりない。はやく一日を終わらせたいとしか思ってなかった。<br />
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だから思い切って病院に行った。そしたら適応障害だった。薬を飲んで、副作用でただ寝てるだけの日々が続く。会社は何も言わずに辞めた。逃げ出した。今でも最低だと思うけど、あの時の私にはどうしようもなかった。職場の人はみんなとても優しかったし、いつも話を聞いてくれた。すごく尊敬していたし、今でも好き。悪いのは間違いなく私だとよくわかっている。<br />
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それでもやっぱり怖くて、あれからもう何か月も経つのに今でも夢に出てきて、泣きながら目が覚めたりする。ストレスを感じると動悸が激しくなるのも治らない。ストレスを感じ続けると体って本当に壊れることを知った。それから思っているよりずっと私は弱いことを学んだ。<br />
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もしあの時仕事を続けていて。私の体がもっとおかしなことになっていたとして。職場の人たちは責任を取ってくれただろうか?<br />
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医療費は出してくれたかもしれない。それでも会社が私の人生の責任を取ってくれるわけじゃない。そしてそれが普通なのだと思う。<br />
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今でも色んなことを言われる。でも今は他の誰かが私の人生の責任を取ってくれるわけじゃないことを知っているから、あんまり気にしなくなった。夜中に不安で泣く回数も減った。<br />
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自分の人生を生きている気がするし、やりたいこともだいぶ見えてきた。この道は、お手本となるような人がいなくて、全部自分で決めなきゃいけない。誰も責任を取ってくれないし、誰のせいにもできない。だって自分で決めたことだから。<br />
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もし違うと思いつつも、誰かの言うことを聞いたとして。しばらくして失敗したと感じたとき、その人のせいにしてしまうことって多いと思う。私だったらそうする。実際いつも誰かのせいにしてた。でもそんなのおかしいよね。だって自分で決めたことだから、悪いのは自分。<br />
<br />
留学のお金は親に借りる。甘えてると言われたって何だって、私は今留学しなかったら後悔するから。やりたいことがあって、やれる環境があるなら、何を利用したっていいからやるべきだと思う。それも一つの才能だと今は思います。<br />
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「自分の人生の責任を取れるのは自分しかいない」ということ。時々とても怖くなるけど、それでも今すごく楽しい。それに気が付くと、誰かにアドバイスするときに言うことも変わっていくと思います。色々言われることあるけど、落ち込むことも多いけど、それでもいつか見てろよーーー!って思ってる。<br />
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誰も先のことはわからないし、私の人生の責任を取ってくれないから。私は自分の人生を生きたいと思います。Unknownnoreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-7324487112162236295.post-9416751916656472942011-07-21T02:09:00.004+09:002012-11-10T00:49:48.797+09:00留学で私が英語以外に学んだこと。留学から帰ってきてから二週間が経って、日本に暮らすのも慣れてきた。<br />
日本は便利で、当たり前だけど日本語が通じて、日本人がたくさんいて。<br />
それでもはやくロンドンに帰りたいと思う。<br />
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戻れるかまだわからないけれど、忘れないうちにこれだけは書いておきたい。<br />
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(ちなみにとても長い上に、ぐちゃぐちゃ。)<br />
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地震の時は日本にいて、あの日からしばらくはtwitterに張り付いてた。<br />
世界中の人たちが心配してくれたり、寄付してくれたり、祈ってくれたり。<br />
そんな様子をtwitterを通して見ていてとても感動したし、単純なので泣きさえした。<br />
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あの時、人種や国境の壁なんてないんだなってきらきら純粋に思ってた。<br />
これだけ優しい人たちがたくさんいるんだから、世界はもっと良くなるって思ってた。<br />
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それから一ヶ月してロンドンに行った。<br />
テレビでも新聞でも日本についてのニュースはほとんどなくて、たまにあっても本当に少しだったりして。<br />
私の周りの多くの人はどちらかというと無関心だったような気がする。<br />
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学校始まって3日目くらいでロシア人の男の子に一目惚れ。<br />
(私にとって彼はものすごくイケメンだったw)<br />
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彼の名前からムスリムだということはわかったけれど、特に気にしなかった。<br />
むしろムスリムにこんなイケメンがいるんだとか、いかにも私らしいアホなことを考えていた。<br />
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色々苦労したけれど、友達になって話すようになって。<br />
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それからしばらくして、彼にゲイの話をしたとき、彼は「ゲイはstupid」だと言った。<br />
<br />
私にはゲイの友達がいるし、日本にいる私の友達はみんなゲイ差別をしない人ばかりだったので、とてもびっくりした。<br />
すごく悲しいことだったし、stupidだって言ったのが許せなかった。<br />
<br />
だから理由を聞いてみたけれど、「宗教上禁止されているから」っていう答え。<br />
そして何を聞いても答えはそれと、ゲイはstupidってことしか返ってこない。<br />
<br />
私はどうしても納得できなかった。<br />
宗教を持たない私には、その答えは彼が自分の頭で考えた答えだとは思えなかったから。<br />
<br />
すごくすごく悲しくて、でもどうしたらいいかわからなくて、この出来事は色んな友達に話した。<br />
だけどみんな、宗教のことだから仕方ない、諦めるしかない、受け入れるしかない、って。<br />
なんでそんなに必死になるの?って言われたりもした。<br />
<br />
日本人以外の意見を聞いてみたくて、学校の先生に手紙を書いて相談した。<br />
その先生はとても素晴らしい先生で、私のぐちゃぐちゃした想いをきちんと受け止めてくれて、長い返事をくれたので一部を引用して載せておく。<br />
<blockquote> Your situation is quite a difficult one, and in the end you'll be the only person who can decide what to do.<br />
We can learn so much about other people and culture but the downside is finding people with opposite ideas too.<br />
I don't know which guy you are speaking about but one thing to think about is this:he has also just left his home but his home and his culture are probably very different to yours and he probably couldn't imagine what it's like in Japan.<br />
Imagine the situation where all his life he's heard the only true religion is Islam (Muslim) and in Islam it is wrong to be gay.He's probably never been the situation where he can discuss this before.No one has ever said (I think it's fine or normal) So this is probably quite a shock for him.If he has other good ideas,and you have a good relationship with him ,my advice is to give him a chance. He will meet gay students at this school and hopefully will make friends with a gay person(even if he doesn't know) He may never fully believe it's OK or feel comfortable but hopefully it'll be better. </blockquote>この手紙を読んだ時、本当に彼も私と同じようにショックを受けているのだろうか?と疑問に思った。<br />
だってstupidとしか言わなかったし、それが当然だというような顔をしていたから。<br />
<br />
そしてきっともう二度とこの話題を話すことはないのだろうと思ったけれど、それから2人で話す機会があって、彼の方からゲイについて色々質問してきた。<br />
<br />
「ゲイの友達は何歳なのか?」「自分からカミングアウトしているのか?」「家庭を持つつもりはないのか?」「日本ではそれが普通なのか?」<br />
<br />
私なりに一生懸命答えて、ちゃんと聞いてくれたけど、やっぱり最後にstupidだって言ってきたので、また言い争い。<br />
でも英語がお互いにペラペラ話せるわけじゃないので、<br />
<br />
「stupidだ!」「なんで?そんなことない」「いやstupid」「それじゃ理解できないよ」<br />
<br />
レベルの言い争いが続いたのだけど。。。<br />
<br />
それから彼に、じゃあゲイはどうするべきだと思うのか聞いた。<br />
<br />
彼の答えは「女性と結婚して家庭を持つべき」だった。<br />
<br />
だから、世の中には異性を愛したくてもできない人もいるんだよって伝えた。<br />
ゲイになりたくてなったわけじゃなくて、そういう風に生まれてきたから、どうしようもできないということ。中には男性が好きだけど、それでも無理して女性と結婚してみて、でもやっぱりうまくいかなかった人たちもたくさんいるんだよって。<br />
<br />
ちゃんと聞いてくれたけど、それでも答えは一緒でまたstupid。<br />
<br />
「あなたの宗教を否定するつもりはないし、理解しようとしているけれど、それでもどんなことであっても、誰に対してでも、stupidだなんて言うべきじゃないと思う」<br />
<br />
「それは君の世界ではそうかもしれないけど、俺の世界ではゲイはstupidって言っていい。だからゲイはstupid」<br />
<br />
びっくりした。<br />
<br />
こんなにわかりあえないなんて思ってなかったし、彼が意見を変える可能性があるとはとても思えなかった。 <br />
<br />
最初は彼の意見を変えたいって思ってた。だってゲイ差別は悲しいから。<br />
だけど、彼の話を聞くうちにそれが彼にとって良いことなのかはわからなくなったし、<br />
そもそも何が正しいのか、さっぱりわからなくなった。<br />
<br />
彼は自分の家族を、友達を、街を愛していて、そこにはきっと私が思っているよりずっと深く宗教による結びつきがあって。<br />
彼が意見を変えたら、その関係も変化してしまうような気がした。<br />
<br />
それでもやっぱり悲しくて。<br />
ただ愛する人を愛しているだけなのに。<br />
それがたまたま同性だったっていうだけなのに、どうして差別されなきゃいけないの?<br />
<br />
すごく悩んだし、今もわからない。私の行動は間違っていたのかもしれない。<br />
<br />
彼と話せば話すほど壁を感じたし、育った環境があまりにも違って驚くことばかりだった。<br />
一生掛かってもこの部分に関してはわかりあえないんじゃないかって思った。<br />
別の部分で、恐らく無意識だけど女性を見下してると感じる瞬間もあった。<br />
<br />
それでも話して良かったと思うし、良かったと思いたい。<br />
その後も懲りずにゲイの話をしてみて、彼を怒らせたこともあったけど、<br />
今まで私のような考えを持つ人に会ったことも、このことについて話す機会もなかったと言っていたから。<br />
彼が意見を変えることはなくても、彼がいつかゲイと出会った時にその反応は変わるかもしれない。<br />
<br />
わからないことだらけだけど。間違ってるのかもしれないけど。<br />
<br />
相手がどこの生まれであっても、どんな宗教を信じていようとも、<br />
違うと感じたときには違うと言いたいし、それを理由に諦めたくないなと思う。今のところは。<br />
<br />
留学して一番良かったことはこのことについて真剣に考えられたことだと思う。<br />
ずっと日本に住んでいて、日本人ばかりと喋っていたので、そんなこと考えたこともなかったから。<br />
<br />
<br />
これが私の人生でどんな意味を持つのかわからない。<br />
それでも私にとってはとても大きな出来事だったことは間違いない。<br />
<br />
<div style="margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; margin-right: 0px; margin-top: 0px;">世界には、ゲイであるという理由で殺されてしまったり、異教徒と結婚した娘を「一族の恥」として殺してしまう母親がいるなんて、知らなかった。</div><div style="margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; margin-right: 0px; margin-top: 0px;">そんなの遠い昔の出来事だと思ってた。</div><br />
最初、彼の世界はなんて狭くて窮屈なんだろうと思った。<br />
でもきっと私も同じ。<br />
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正しいことが何かなんて全然わからない。<br />
だからもっと色んな人に出会って、色んな考えを知りたいなと思う。<br />
<br />
壁があっても、友達にはなれるし、寄り添うことはできると信じたい。<br />
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<br />
ちなみに彼のことは最終的にどうでもよくなり、彼は私を嫌いになり、どちらかといえば最悪な関係にはなってしまったんだけどw<br />
<br />
<br />
まさか三か月の留学でこんな経験をするとは思っていなかった。<br />
英語がうまくなったことより、こっちの方が私にとっては大きかったな。<br />
これがなかったら、留学して良かったと思えたかわからないくらいには。<br />
<br />
<br />
ぐちゃぐちゃだけど、終わり。Unknownnoreply@blogger.com4