2012年2月5日日曜日

自分には何もないと思っているあなたへ。

「周りの人にポジティブな影響を与えてあげたいけれど、自分には何もない。」という言葉を聞いて、あぁなんだか昔の私みたいだなぁと思った。私もずっと、頭が悪くて、得意なこともない、何も出来ない自分が嫌で嫌で仕方がなかった。だけどそう思ってみたって、何か本を読んで突然変われるわけじゃないし、急に面白くなったりもできないし、どうしたらいいんだろうって悩んだ末に、私が見つけたことは「人を褒めること」と「よく笑うこと」だった。それは大学3年生のはじめ、サークルで、チームのみんなへ、こんな私に何が出来るかを考えていた時に見つけた、精一杯の答えだった。上手に喋ったりはできないけれど、せめてたくさん褒めて、誰よりも笑って、なるべく明るくいようって、これなら私にも出来ると思ってはじめたことが、褒めることと笑うことだった。

その二つは今の私にとって自然なことで、当たり前過ぎて最近そのことを意識したことはなかったけれど、すごく良い子なのにどこか自分に自信のない女の子と喋りながら、久しぶりにそのことを思い出した。

何もない人なんていないと思うけれど、それでもどうしてだか、自分には何もないと落ち込んでしまう人ってたくさんいる。「周りの人を幸せにしてあげたい」って思うような優しい人だからこそ、そんな悩みを抱えてしまうのかなと思う。

もしあなたが、今自分には何もないと落ち込んでいるんだったら、まずは周りの人を褒めてみることからはじめてみたらいい。大人になると褒めてくれる人なんて全然いないから、きっとすごく喜んでもらえると思う。だけど褒めることって実はなかなか難しくて、大げさにしてしまうと嘘っぽくなるし、お世辞だと思われてしまうこともある。誰かの良いところを見つけるためには、その人のことをよく観察していなきゃいけないから、当然時間も掛かる。でもそうやって褒めた一言が、誰かの人生にとって大切な一言になることもあるのだから、それはとても素晴らしいことなんじゃないかな。少なくとも私は、小さい頃から褒めてもらったときの言葉はずっと大切に覚えているし、辛いときに支えになっているのはそうやって誰かがくれた言葉なのだ。

私の笑い声は大き過ぎて、街中で知らないおじさんおばさんに怒られるくらい大きいから、ちょっと問題なんだけれど、それでも思いっきり笑うっていうのは大切なことだと思う。私が自分の家族や友達を大好きな理由は、みんなよく笑うから。頭が良いとか尊敬できるとか、価値観が合うとかいうような理由じゃなくて、純粋にたくさん笑ってくれるから好きなのだ。もちろん面白い話が出来る人と喋るのは楽しいけれど、いっぱい笑ってくれる人と話すのも楽しい。自分が面白くないって悩む人は意外と多いのだけれど、面白くないと思うなら、せめて誰かの話を面白がってあげられる人になればいい。笑っている人のそばに、みんな近付きたくなるもので、それは笑っている人の近くは楽しそうだし、明るく見えるからじゃないかなと思う。そうやってよく笑って、周りの雰囲気を明るくすることができるなら、もう自分には何もないなんて、悩む必要もないんじゃないかな。

私のその二つの小さな努力は、もちろん良い結果ばかりじゃなかったし、色々言われたこともあったけれど、それでもあの時の私にできることはそれだけだったし、みんなが言ってくれた言葉を考えると、決して間違ってはいなかったと思う。楽しいだけが全てではないけれど、でも一人くらい、そうやって楽しいこと、嬉しいことを言ってくれる人がいたっていいんじゃないかな。

何かしたいけど、何も出来ないって思っているなら、それはちょっと違うんじゃないかなって思う。笑うことと褒めることは、難しい勉強もいらないし、お金もいらないし、誰にだって出来ることだから、今日から試しにやってみたらいい。私はそれを20歳の時からずっと続けているけれど、その人の長所をすぐに見抜けることは、私の財産だと思うし、これからも続けていけたらいいなって思ってる。だってその人の素晴らしいところは、自分ではなかなか気付けないものだから。

このブログは、優しいあなただからこそ、前を向いて、どうか楽しくて素敵な人生を歩んでいけますようにって、そんなことを思いながら書きました。

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